10年弱前に瓦の全面葺き直し工事をしたのにもかかわらず、強風が吹くたびに雨漏りが発生するとのことで、現地調査してきました。
　原因はこれ↓

　大棟熨斗瓦の勾配不足からくる、内部への雨漏り。水がたまっているのがわかります。(-_-;)　要するに下手くそです。
　お客様より、二度と雨漏りすることのないようにとのことでしたので、一度原因究明も兼ねて大屋根のみの葺き替え工事となりました。

解体すると・・・・・・

　防水材入りの葺き土ですが、10年経っていませんがこんなもんです。(-_-;)材料選びも職人の大事な仕事です。
　
　瓦を解体すると、下葺き材の施工不良を発見しました。↓

　ここまで適当だと怒りを通り超えてあきれてしまいます。
　
　今度は、二度と雨漏りしないように厳重に施工します。

　大棟工事

　今回は大棟に使用した葺き土は渡辺建材製かるAです。
　完成

　上裏板金施工

　これで2度と雨漏りすることはないでしょう。とても複雑な気分になった案件でした。職人にもモラルが必要です。