瓦についての豆知識や歴史と伝統に培われた奥深い瓦の世界をご紹介します。日々の屋根工事の施工実績の掲載もしています
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軒折れ屋根修理
画像編集を少し覚えました。
今年何件目でしょうか?
大雪による軒折れ
30年振りに振った大雪に対して
屋根の雪を降ろすということを忘れていたみたいです。
しっかりと直さないといけないので、大屋根の葺直し工事(既存瓦の再利用)を含め
軒折れ部分もしっかりと直していきたいと思います。
瓦を解体していきます。
再利用をしますので丁寧に解体します。
ポッキリ折れています。
雪の力を思い知らされました。
垂木まで屋根を解体し、補強します。
築50年を超えているためか、垂木も細いですし垂木間隔も広いので
今回は二度と折れないように
垂木を倍にしました。
野地板(構造用合板)を施工します。
下地工事↓
瓦を戻していきます
49判銅線止め
瓦を施工しているという気分になりますね。
大棟工事 ↓
完成です。
ありがとうございました。
富山の49判銅線止め瓦
今ではほとんど生産しておりませんし、この先この瓦を扱える職人さんがどんどん減っていくと思います。
しかし、このような工事を大事に
時代遅れかもしれませんが、
次の世代にもこの瓦を残していきたいと思います。