瓦についての豆知識や歴史と伝統に培われた奥深い瓦の世界をご紹介します。日々の屋根工事の施工実績の掲載もしています
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太陽光案件葺直し工事
雪にも負けず
仕事をしております。
今回の案件は
築7年
平板瓦の葺直し工事
築7年です(-_-;)
因みに太陽光を7年前に設置したのは当社です。
雨漏りしているので何度か調査をさせていただき、今回の工事となりました。
原因は
昨年の大雪による支持瓦下部の瓦の破損と
鳩さんの巣
鳩さんは太陽光パネル下によく巣を作ります。
居心地が良いのでしょう
↑
支持瓦でも1m以上の積雪の負荷がかかれば瓦は割れます。
もう一つの原因(これが一番かもしれません)
下葺き材 ↓
平板瓦に樹脂系下葺き材
排水機能はあるのですが、防水機能はありません。(-_-;)
しかも10年そこそこで劣化します。
こちらを参照してください↓
太陽光パネルを設置するにあたり瓦工事が当社ではない場合、
この下葺き材の場合は絶対に保証できませんと必ず説明します。
しかし、太陽光パネルを設置するときには、すでに屋根工事が完了していますので、
大抵の場合、
『このまま工事を進めてくれ』
と言われます・・・・・・
太陽光の施工マニュアルや平板瓦の施工マニュアルには
【アスファルト系下葺き材を使用】
と明記してあるのですが・・・・・・
樹脂系下葺き材
単独で使うことは危険です。
ゴムアスルーフィングやベニヤ板などの防水層が必要です。
あくまで排水機能の下葺き材として使用するべきです。
瓦は1枚単位で変えることが可能ですので
割れたものは直すことが出来ます。
しかし下葺き材の変更は
葺直し工事や葺替え工事の時にしか
変えれません。
意外と多い
平板瓦に樹脂系下葺き材
平板瓦は
下葺き材が命です・・・・・
今回は
屋根ごと当社が責任をもって施工します。