瓦についての豆知識や歴史と伝統に培われた奥深い瓦の世界をご紹介します。日々の屋根工事の施工実績の掲載もしています
堀瓦工業 堀ブログ
宮城にて その2
お寺さんの屋根改修工事
続きです。
今回は葺直し工事
屋根材の瓦は極力再利用しますが
下地は新品に生まれ変わります。
耐久性が高い瓦だからできる工事内容。
瓦は陶器
焼き物です。
精度が良いのも大切ですが、質の良い土をしっかり焼き締め
耐久性を確保する。
高温であればあるほど精度が悪くなるのですが、
精度が悪い瓦を葺き手が現場でカバーする
瓦の面白いところです。
向拝部解体
築40年と少し
下葺き材はナショナルハイトントン
樹脂系の為縮みまくってます。
下葺き
ゴムアスルーフィング
垂木ピッチにベニヤ縦桟
ゲリラ豪雨に備えます。
横桟木
縦桟木施工
ここからは進捗空撮画像 ↓
向拝部地瓦葺き
蓑甲部下地↓
降り棟工事 ↓
前回、問題だった部分も平瓦を1枚増やすことにより解決しています。
これにて前半戦終了です。
前半戦最終日
雪が降りました。
一度、富山に戻りまた来ます。
しかしこちらは寒い(-_-;)
雪が降らないからでしょうか? こちらの寒さは耐えられません。
ありがとうございました。