瓦についての豆知識や歴史と伝統に培われた奥深い瓦の世界をご紹介します。日々の屋根工事の施工実績の掲載もしています
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恒久復興仮設住宅
はじまりました。
住む場所ということで、今回は最優先で応急仮設住宅の屋根工事に携わらせていただいております。
応急仮設住宅といえばプレハブの建物を思い浮かべるかと思いますが、自分が携わっているのは木造平家瓦葺き、外壁は能登らしく木張りの仮設住宅です。
2016年の熊本地震の際に採用された仮設住宅で、従来のプレハブ型よりも耐久性が高く、入居期間2年が過ぎた後でも公共住宅として転用出来る恒久的な住まいとなります。
当初この話が来たときは、『仮設住宅に瓦とか木造?プレハブの方が効率いいだろう?金額も上がるし…』
と思っていましたが、地元の業者さんや職人さんの仕事を増やし、各業者の粗利を削ることにより、プレハブ型の仮設住宅と金額が変わらないと聞き、復興のお手伝いが出来るのならと、工事をさせていただくことになりました。
当初は?だらけでしたが、紹介者が信頼できる方でしたので
単価云々もありますが、被災し住むところを失った人たちのための工事
とりあえずやってみて
ダメなら考えます。
しかし、冒頭からルーフィング80本 724㎡分
若いとは言い切れない歳ですので
鍛えます。