瓦についての豆知識や歴史と伝統に培われた奥深い瓦の世界をご紹介します。日々の屋根工事の施工実績の掲載もしています
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太陽光による雨漏り
太陽光パネルを設置したことにより発生した雨漏り修理工事をさせていただきました。
最近のあるあるです。
かなり多いです。
太陽光発電が復旧しだして10年以上経過しました。
今回の案件も設置して10年弱
雨が漏るとのことで調査をし、工事をさせていただくことになりました。
太陽光パネルを支える架台
今回はアンカー工法
瓦に穴を空ける
アカン工法です。
しかも今回は施工不良
瓦の穴を空ける位置がズレてます・・・・・・
アンカー工法は日本瓦ならまだしも
平板(F型)瓦は絶対にお勧めできません。
この間違った施工でメーカー保証が出るのでたちが悪い。
アンカー工法は架台の金額が安く済むので
最近また流行ってきています。
何度も言いますが
お勧めできません。(-_-;)
アンカーは直打ち・・・・・・
下葺き材は樹脂製・・・・・
樹脂製は経年劣化でゴワゴワになります。
野地板の上に直接施工するのはかなり危険です。
残念ながら
富山県では多く使用された下葺き材
施工不良とアンカーの直打ちのセットで
雨漏りしています。
今回は3面に太陽光パネルが設置してありますが
予算の都合上
雨漏りしている面のみ葺き直し工事となります
野地板施工
下葺き(ゴムアスルーフィング)
樹脂補強板取付
アンカー止水
架台復旧
パネル復旧
ありがとうございました。
この先、このような案件がまだまだ出てきそうです。
10年~15年保証となっていますが
10年15年は秒で経過します・・・・・