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地震と瓦離れ

東日本大震災において被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
東日本大震災において、連日報道されているとおりかつてない未曾有の大災害となっています。
自然の猛威の恐ろしさを日々痛感しています。
テレビでは、原発や津波の被害状況を報道していますが、北関東地区(千葉 茨城 栃木 福島)は瓦屋根の被害が深刻化しています。
地震が起こるたびに、『瓦屋根は頭が重たくなるのでダメ!』 
と言われつづけています。
北関東の屋根の状況を見ると、確かに瓦屋根は損壊しています。
瓦工事をしている自分から見ても大変厳しい状態だと思います。
しかし、声を大にして言わせてもらうなら、瓦はダメではありません!!!
100%施工の問題になります。


今回の震災で問題になっているのは、無緊結です。
瓦を屋根にしっかり固定していないということです。
北陸では、中越や能登の大震災、6年前の大型台風でいかに災害が起こっても瓦が飛散や脱落しないようにと色んなしっかり瓦を留め付けています。
しかし、北関東地区では留め付けていない屋根が多く築年数の浅いお宅でも損壊しています。
怒りを通り越してあきれる屋根も多々あります。
築10年未満のお宅で損壊しているのは、気の毒でなりません。
下の写真を見て頂くと理解できると思います。
損壊した屋根です。
IMG_0375.JPGIMG_0626.JPGIMG_0633.JPGSN3E0110.jpg
2枚の写真のお宅のお隣さんの画像です。
まったくの無傷です。
IMG_0384.JPG

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